3月6日、大阪府北方領土教育者会議主催の「北方領土教育に関する研修会」が大阪市教育センターで開催されました。
　研修会では、昨年9月に根室市で開催された「平成28年度北方領土ゼミナール」に参加されました大阪教育大学大学院生2名から、ゼミナールの概要と北方領土問題について感じたことなどについて報告いただきました。 　

　2月7日、大阪市中央公会堂で「平成29年北方領土の日祈念大阪府民大会」を開催しました。
　ご来賓からの熱いメッセージや多数の祝電と共に、ご参加いただいた皆さんから578名ものご署名をいただき、ありがとうございました。
　大会では、大阪府民会議の活動報告（「北方領土青少年等現地視察支援事業の報告」）、NHK解説委員室山内解説委員の祈念講演が行われました。また、一日も早い四島返還をめざして、大会宣言を採択し、参加者全員で「北方領土の返還をめざし、頑張ろう!」とシュプレヒコールをあげました。
　最後に近畿大学吹奏楽部による祈念演奏が行われ、全員で「故郷」を合唱して大会を終了しました。

　1986年に根室市で開催された都道府県民会議全国会議において、毎年2月と8月を「北方領土返還運動全国強調月間」と設定されました。
　2月の強調月間期間中、大阪府庁におきましては、懸垂幕「北方の 領土かえる日 平和の日」が掲出されるとともに、北方領土パネル展が行われました。

　北方領土問題に関する国民の理解と関心をさらに深め、北方領土返還要求運動の全国的な盛り上がりを図るため、1981年1月の閣議了解により、毎年2月7日を「北方領土の日」と定めました。
　この2月7日は、1855年に日露両国の国境を択捉島とウルップ島の間に定めた「日魯通好条約」が伊豆の下田で調印された日です。

　北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会主催の「北方領土返還要求アピール行進」が東京で実施され、総勢105団体500名を超える参加者が、日比谷公園から銀座までの約2.2キロメートルを都道府県旗を掲げながら「国民世論を盛り上げよう！」などのシュプレヒコールとともに行進しました。
　府民会議からは15名が参加しました。 　

　独立行政法人北方領土問題対策協会主催の「平成28年度　都道府県民会議代表者全国会議」が東京都で開催されました。元杏林大学教授斎藤元秀氏による「プーチン来日と北方領土交渉の展望」と題した講演の後、協会から上半期の啓発事業及び四島交流事業報告があり、啓発事業等の課題について、意見交換が行われました。 　

　独立行政法人北方領土問題対策協会で募集をしていた、「平成28年度北方領土に関する標語・キャッチコピー」について、11月2日に選考会が実施され、全国の皆さまからご応募いただいた5,459作品から入選作品が決定されました。

　　○最優秀賞　『四島（しま）の未来　心かよわせ　返還へ』

　

　9月14日、南海難波駅前付近(高島屋百貨店周辺)において北方領土の早期返還を願い、街頭啓発署名活動を実施しました。
　府民会議会員団体の36名が、手に署名板や啓発リーフレットを持ち、通行される方に熱心に呼びかけを続けました。
　また、当日は北方領土問題に関する啓発用政府広報キャラクターの「エリカちゃん」も参加し、天候のすぐれない中にもかかわらず、232名もの署名が集まりました。ご賛同いただきました皆様ありがとうございました。
　いただきました署名は、独立行政法人北方領土問題対策協会を通じ、国へ提出させていただきました。

　1986年に根室市で開催された都道府県民会議全国会議において、毎年2月と8月を「北方領土返還運動全国強調月間」と設定されました。
　8月の強調月間期間中、大阪府庁及び堺市役所におきましては、懸垂幕「北方の 領土かえる日 平和の日」が掲出されました。
　また、大阪府庁、大阪市役所、堺市役所におきましては、北方領土パネル展が行われました。

　8月22日、23日、奈良市のホテルで、近畿ブロック北方領土返還要求運動連絡協議会主催の「少年少女北方領土研修」及び「北方領土問題教育指導者研修会」が開催されました。府民会議からは、10名の中学生や教育指導者などが参加しました。
　この研修は、次代を担う少年少女たちには、北方領土に対する正しい知識を身につけてもらうこと、また教育指導者には、教育現場での北方領土教育に活用してもらうことを目的に毎年開催されています。
　今年は、中学校教諭による模擬授業の実施、根室市高校生による出前講座や奈良県内高校生と根室市高校生によるパネルディスカッションも実施され、北方領土に対する正しい知識を深めました。
　教育指導者研修会においては、各府県の取り組みについての報告、意見交換等が行われ、大阪における北方領土教育のさらなる発展が期待されます。

　独立行政法人北方領土問題対策協会からの補助を受け、8月4日から7日まで
3泊4日の日程で「北方領土青少年等現地視察事業」を実施しました。府内の中学生14名と教育指導者等6名が、北方四島交流センター、根室市歴史と自然の資料館、別海北方展望台、野付半島ネイチャーセンター、羅臼国後展望塔などを視察しました。
　野付半島ネイチャーセンターでは、元島民（国後島2世）の方2名から祖父母などの体験談を講話していただき、また、表敬訪問しました根室市役所では、根室市副市長から北方領土問題について講演をいただきました。
　参加者が実際に自らの目で北方領土を目の当たりにし、元島民の方等の話を聞く機会を得て、北方領土問題をより身近なものとすることができました。

　独立行政法人北方領土問題対策協会では、北方領土について、国民のみなさんに広く認識してもらい、北方領土返還の気運を高めるため、「北方領土に関する標語・キャッチコピー」を募集しています。
　協会のホームページに応募様式が掲載されています。奮ってご応募ください。

　※今年度の標語・キャッチコピーの募集は締め切られました。
　　 ご応募いただきました皆さま、ありがとうございました。

○過去の標語
　平成27年度　重ねる対話　つなげる熱意で　四島(しま)返還　
　平成26年度　四島(しま)返還　ひとりの力が　大きな力に
　 平成25年度　考えよう　みんなで解決　北方領土

　　　
　

　6月30日、大阪キャッスルホテルにて、平成28年度定期総会を開催し、平成27年度事業報告、平成27年度決算報告及び監査報告が承認され、平成28年度事業計画、平成28年度予算が決定されました。
　総会終了後、北方領土問題講演会を開催し、NHK解説委員室解説委員　山内 聡彦 先生から「どうなる北方領土交渉」をテーマにご講演をいただきました。
　また、同時に会場において、北方領土啓発パネル展を開催しました。

　6月20日、大阪キャッスルホテルにて、平成28年度大阪府北方領土教育者会議総会が開催され、役員の選任や平成27年度の活動報告、北方領土問題研修等への参加など、平成28年度の活動について意見交換が行われました。

　4月8日、独立行政法人北方領土問題対策協会において、「平成28年度都道府県推進委員全国会議」が開催されました。会議では、内閣府、文部科学省及び外務省からの政府説明、平成28年度の啓発事業、北方四島交流事業などについての説明やブロック別協議が行われました。